片頭痛患者の６割が「まぶしい光」で頭痛が発現するとされています。「暗い映画館でのスクリーンの光」、さらに「太陽光」によって頭痛が引き起こされるとされているのです。
まぶしい光によって「光感受性網膜神経節細胞」という細胞が、光を感じると、脳を“活動モード”に切り替えてくれています。しかし、片頭痛患者は何らかの理由で光に対して過敏に反応してしまい、脳の血管が大きく拡張してしまってズキズキとした痛みが起こると考えられているのです。
そこで「まぶしい光」が原因で起こる片頭痛には「光を避ける」。
オススメするのが「サングラス」の着用。サンラスを着用することで目に入る「太陽光」などの光を抑えることができます。他に、日傘やツバの広い帽子なども有効です。室内照明を白っぽい光（昼光色や昼白色）から、オレンジ系の光（電球色）に変更することで頭痛の頻度が減少したという調査もあります。
