最近わさわさしてよく寝られないとか、感情の起伏が激しいとか訴える女性が来ました。いろいろうかがうと、多分自律神経失調症だろうと思われます。自律神経は全身の器官をコントロールしているため、そのバランスが崩れてしまうとさまざまな症状が現れます。めまい、ふらつき、のぼせ、冷え、頭痛、耳鳴り、動悸、関節の痛み、便秘、下痢、生理不順、口や喉の不快感、頻尿、残尿感、発汗、肩凝りなど症状がそれです。
自律神経が乱れてしまう原因とは何なのでしょうか？ 更年期を迎える世代の女性は、生活環境の変化や心理的な変化による精神的なストレスが大きな要因を占めているとも言えますが、 姿勢の悪さによって自律神経が乱されているという可能性もあります。そこに整体が力を発揮する余地があるのです。
自律神経も、運動神経や知覚神経と呼ばれる他の神経と同じように、脳と脊髄から背骨の隙間から枝分かれして全身に拡がっています。
よく知られているようにストレスなどが大きな原因ですが、その一方で、姿勢が悪くなると、背骨の隙間から出る自律神経を物理的に刺激することで、乱れが生じ流ことも多いのです。
姿勢の悪さを施術により整え、神経の物理的な圧迫を取り除くことで、自律神経の働きを正常にすることは可能です。自律神経の働きが整うようになれば、自然と身体は加齢によるホルモンバランスの変化に対応できるようになり、更年期の症状も自然と良くなっていきます。ちょっと時間がかかりますが、頭痛専門整体おおたけでは自律神経の反応点に働きかけ、確実に改善していきます。
