芥川龍之介も頭痛持ちだったようです
彼の作品に「歯車」という短編というかコラムというか、頭痛の文章が残っています
僕の視野のうちに妙なものを見つけ出した。妙なものを?――と云ふのは絶えずまはつてゐる半透明の歯車だつた。僕はかう云ふ経験を前にも何度か持ち合せてゐた。歯車は次第に数を殖やし、半ば僕の視野を塞いでしまふ、が、それも長いことではない、暫らくの後には消え失せる代りに今度は頭痛を感じはじめる…
と表現しているけど、歯車かあ。ギザギザ、イナビカリ、ガラスのひび、いろんな表現があるもんです
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